2025年11月30日
創立記念講演会が5月1日に本校講堂において開催されました。講師は仙台二高同窓会会長の佐藤一郎氏(東京藝術大学名誉教授)。当時の二高での高校生活や東京藝術大学での生活、絵画の見方や考え方など、内容は多岐にわたりました。講演タイトルは「絵畫の心得 見ること 描くこと」。全校生徒の感想文から、1年8組 神山のどかさんの感想文を掲載いたします。

“芸術家というと、自分のセンスのままに自由に様々な表現をしているというイメージがありました。しかし、レオナルド・ダ・ヴィンチのように細部まで比率を計算して、数学的に表現する芸術家もいるということに驚きました。配布された油画の資料を見たり、佐藤会長の話を聴いて、今までは全く知らなかった油画に関する知識を得ることができました。例えば、不透明な絵具層に、透明な絵具層を重ね、下層・上層をつくる。それらが相互作用することで、油画独特の魅力が生み出されるようになっているということです。油画を見る機会は少ないですが、今回「油画のしくみ」を知ることで、次に見る機会に、視野を広げて、さらに楽しんで鑑賞できるなと思いました。芸術活動をしていく上で、「自分が百パーセント満足できるような作品を生み出すということは難しいことなんだ。」と感じました。しかし、満足できないからこそ、さらに自分の作品を見つめて、よりよいものを作るように追求して行くことが創作活動の素晴らしさであると気づくことができました。私も佐藤会長のように自分の得意とすることや好きなことを大切にして、これから3年間の高校生活、そして未来の人生においてとことん突き詰めることができるように頑張りたいです。”