2025年5月10日、100年以上の歴史を持つ投稿の歴史的イベント、宮城野区の楽天モバイルパーク宮城で80回目の仙台二高・一高定期戦が行われました。
今回の定期戦は昨晩からの雨でギリギリまで開催が検討されましたが、午前中に雨は止み、開催が決定されました。
ですが、残念ながら毎年恒例の試合前に球場外で行われる応援パフォーマンスは中止。試合のみの開催となりました。
雨が上がり曇天の空の下、在校生を始めOB、保護者、観客で例年通りの人たちが見守る中、開会式が執り行われました。
開会宣言と開会の挨拶では当校伊藤教頭が選手たちの健闘と、応援に来てくれた皆様への感謝の言葉をお話しいただきました。
開会式ののち、午後1時30分に試合が開始されました。
多くの同窓生や家族、一般の観戦者たちが見守る中、曇天の空気を吹き飛ばすような両校応援団の熱い応援が続き、試合は３回まではお互い得点なしの一進一退の激しい攻防が続きましたが、４回表、一高が1点を獲得。それからも各回、一高による大量得点が続きます。９回表で16対2と大きく差を広げられます。最後の攻撃で二高も最後まで善戦しましたが、得点をあげられず、惜しくも二高は準優勝となりました。
今年も優勝旗を獲得できない残念な結果となりましたが、戦い終わった選手たちの顔つきは晴れやかでした。そんな選手たちを応援していた生徒たちは大きな拍手で迎え、対戦相手の一高の応援席にむけお互いを応援で称え合い、80回目の定期戦は無事終了いたしました。
両校の硬式野球部、応援団、開催の為にご尽力をされた両校の先生方をはじめとする関係者の方々、そして戦いの場を提供して頂いた楽天モバイルパーク宮城の皆様への感謝の意とともに、次回開催への期待、そして勝利を新たに誓った定期戦となりました。
応援に来られた皆様、天候の不安定な中お疲れ様でした。